2005年08月の巻頭日記

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08/29



今度は1か月半ぶりのご無沙汰ですか…。コミケを挟んでいる所為もあって部屋にある堆積物(主原料は本と雑誌)がより大変なことに…というかもう何処に何があるのか把握できなくなりつつあり、本来なら今回紹介する予定だったタイトルも幾つか行方不明のままだったりしますよ。


ゲーム話。

 PS2「第3次スーパーロボット大戦α」(バンプレスト)を、少しずつ進めてようやっとセレーナルートをクリア。難しからず易しからずで、結構丁寧な調整されてた印象です。面白かったですよ。
 しかし取りあえず当ページ的な該当キャラの登場は現状、無しで、やはり光竜、闇竜、フェイエン、ルネといった周辺キャラまででした。ゴーショーグン系シナリオで「グッドサンダー危機一髪」のサントスが登場した所ではちょっと乗り出したのですが、本編同様の女性型アンドロイドではなく、ドクーガのスナイパーロボを使役していてガッカリでしたよ。
 さて、2周目どうしようかな…取りあえず攻略本が出た後にでも考えようそうしよう。


 こちらもバンプレストのPS2「サモンナイトエクステーゼ」は発売日に買ったまま未だ封を切れず。初回特典で付いてきた設定資料集で機械人形のリニアさん(C.V.田中理恵)の麗しい姿を鑑賞するに留まっております。それにしてもイイ性格といいルックスといいかなり受容体ド真ん中ですよ!?これは優先順高めでプレイする予定。一応設定資料集を根拠に、暫定リスト入り。


 参入作品に「Dr.スランプ」があると聞いて速攻発売日買いをしたのがNDS「ジャンプスーパースターズ」(任天堂)。しかしアラレちゃんはラスボス共々最終盤の登場らしく、まだ3〜4時間のプレイでは到底出現しそうにないですね…まぁジャケットにも顔を出してるし、リスト入りしちゃっていいんじゃないかな、と。リスト入りです。ちまちまアクションゲームとしてはまぁまぁ面白いんですが、多分このソフトの真髄は多人数プレイにあるんでしょうね。

 と言う事で脳を鍛えるトレーニング、やわらかあたま塾、JSS、ナノストレイ(海外製シューティング)、悪魔城ドラキュラと、実は最近圧倒的にNDSの稼働時間が長い管理人なんですが、GBAスロットの方に差さりっぱなしのムシキングは結局前回から全く進める事が出来ずに難儀中。どうしたもんだか…
 で、今冬公開予定の劇場版ムシキングはTVアニメ版じゃなくてゲーム版ベースになる、と聞いてからずっと気になってるんですが、ハニーさんは出るんですかね?ネブ博士やブラック博士が登場するらしいので、その可能性は高いと思うんですが…如何な管理人とはいえど流石にちびっ子たちに混じって劇場に観にいくのは憚られそうですよ…?とは言え、併映のセイザーXにも気になる噂を聞いてしまった以上、腹を括る必要があるかも知れませんなぁ…


 PS2「メタルサーガ」(サクセス)はあまり進捗していない事もあってアルファさんには未だ出会えず。で、攻略本をゲット&サーチしてみたんですが…何かもう気が遠くなる程先の話なんですな…ティアマットの想定レベル99って…。…自力で会うのはひとまず保留して、攻略本の記述に基づいてリスト入りって事で許されたい。何か今回こんなんばっかりですな。むぅ惰弱な。


 そして先に進めないうちに、と言えば早くもランブルローズに廉価版が(笑)。序盤で止まってるMEDICAL91とか、宿題が溜まって行く一方ですわいハハハ。あ、MEDICAL91は吹雪ユナ、ミラさんを対象キャラに、リストに入れておきます。



アニメ話

 CSのキッズステーションで「きらめき☆プロジェクト」第2話「きらめきの眼差し、あの娘の名は…(後編)」を視聴。
 色んな要素が未消化なまま放り込まれている感じで、主人公(ジュネス王国)側にあまり感情移入できない構成もあいまって少々居心地の悪い話になってる印象。健気で元気なリンクルさんが救いになっていますが…3話以降の展開に期待したい所。その第3話は、同じくキッズステーションで10/2に先行放送予定、と。


 同じくキッズステーションで「機動新撰組 萌えよ剣TV」をエアチェック中。現在、5話と6話に、副長、土方歳絵の影武者ロボットが登場しており、内蔵武装やメカバレ、フェイスパネル外し(!)など活躍中です。今後もセミレギュラーとして登場するようで、ちと目が離せませんな。リスト入りです。


 CSのアニマックスで、第3回アニマックス大賞受賞作品「ほとり〜さいわいをただ希う〜」を鑑賞。死んだ少年の記憶を注入される事により故人そのものになっていくロボット、スズと、難病によってその残り少ない生涯で除々に記憶を失って行く少女ほとり の、短くも切ない日々と魂の触れ合いを描く短編。人間そっくりのロボットが存在する事がそんなに珍しくはないらしい世界の物語ですが、スズ以外にロボットのキャラクターは登場せず。スズのメインテナンスシーンとか頑張って描いてただけに惜しい、実に惜しいですよ!
 でもまぁ、続けて放送のあった「アズサ、お手伝いします!」と「スーパークマさん」を観て多少は乾きが癒されました。…この2作がソフト化されないのは、ひょっとして毎年リピートするのを売りにする為なのかしら?でも10年後には再放送枠で10時間近く使わなくちゃならなくなくない?(笑)
 第4回大賞受賞作は『リリと三つの袋と(弟)』 に決まったんですが、どんな作品かは不明。まぁ流石に4作連続で人外モノにはならない気がしますが…



 CS話。
「アンドロメダ」#89を視聴。とりあえずまだアンドロメダそのものの再登場は無し、と…。平行世界の統合された時空に行く話になるのかと思いきや、単純にあの事件の未来に飛ばされたようにも受け取れる展開で、先が気になります。つか早くアンドロイドを出せと。



映画話。

 韓国の近未来SF映画「ナチュラル・シティ」を銀座シネパトスで鑑賞。何遍行っても凄い立地の映画館だよなぁ…。


 『近未来。元エリート犯罪捜査官の主人公、Rは、職務の裏で手を汚し得た大金で、あるダンサーのアンドロイドを身請けする。それは、失った恋人の記憶を移植し、彼女を蘇らそうとする試みの第一歩だった。だが、その行為は世界を揺るがす大事件の真相に直結していた。巻き込まれて行くRとアンドロイドの行き着く先は…』


 ロボットに記憶を注入して死者を蘇らせる物語は「ほとり」に被ってますな(もちろん製作はこちらが先)。で、結論から言うと公式ページなどで謳われている「アンドロイド」とは殆ど人間と同様の人工生物で、回路を外科的に埋め込む事により制御されているという設定のようです。やはりどう考えてもリスト対象外ですね、残念。それにしても「機能停止すると腐って行き、腐臭ただようアンドロイド」というのは斬新だけどあんまり有り難くないイメージですよ(笑)。そう考えるとラストの余韻も台無しだ!




今週の海外作品。

LIVEWIRES」(MARVEL)#6/6はとうとう最終巻。


『次々と破壊されていくLIVEWIRESのメンバーたち。とうとう一人になってしまったSTEM CELLは、自分を人間に擬態するプログラムを停止し、秘められたその能力を完全に引き出す事に成功する。圧倒的戦力を保持する敵に対し、STEM CELLの逆襲が始まる…』


 7/末の発売予定だった筈がどこにも売っておらず、散々探しまわったのも既に懐かしいお話になってしまいました。まぁ海外のコミックショップにも入荷が無かったので発売延期したらしい事は判ったのですが、肝心のMARVEL公式サイトでは何のアナウンスも無かったのでいらぬ心配をしたものです。しっかりしろMARVEL。結局8/末に無事リリースされて、全6話のミニシリーズもこれで完結。いわば「STEM CELL入隊編」みたいなお話だった訳で、新シリーズが期待されるんですが、さて。個人的にはアダム・ウォーレン画の本編も読みたかった…



今週の発掘作品。

 住友太郎「かの女はクロックワーク」は、週刊少年ジャンプ1981年4/10増刊号掲載の読み切り短編コメディ。


 『主人公、承平のクラスにある日、宮崎洋子と小林とも子の2人組が転校してくる。度を超して仲の良い二人に対してたちまち下世話な噂が飛び交うが、承平は密かにとも子に恋心を抱く。とも子をまるで奴隷や所有物のように扱う洋子と、それを当然の事として受け入れるとも子。そんな二人の関係に業を煮やした承平は、強引にとも子を連れ出し告白を試みるが…』


 実は、というお話でした。設定上ロボットというよりは高度に進化したカラクリ人形って事みたいですが、リスト入りには問題無さげ、と言う事でリスト入りです。む、ロボ百合とは時代を先取りしすぎですな。特に裏付けもなくタイトルだけを手掛かりに追いかけたタイトルでしたが、当たりで良かった良かった。




買ったものとか。


コミックス。

 かずみ義幸「勤務中異常なし」(ぺんぎん書房SEEDコミックス)は、個人的に全世界待望の初期短編集。全て電撃大王誌に掲載された読み切り、ミニシリーズが収録されています。
というわけで「鋼鉄粉砕ときめきエンコード」1話2話も入っているんで個人的にマストバイ!よもやちゃんと単行本化されるとは…ありがとうぺんぎん書房!
 ぶっちゃけた(ぶっちゃけ過ぎな)裏話コラムも面白いんですが、…エンコードはアンケート悪かったんですか…あー、ねぇ…しかしご本人にはまだ終わらせる気は無いらしいのが期待を持たせますよ。また田辺の活躍と無茶な変形を見たいものです。「あけおめ!」終わったら是非。相変わらず本当にロボットかどうか説明は有りませんが、しかしリスト移動。


 鷹氏隆之(原作:七月鏡一)「エイトマン・インフィニティ」(講談社マガジンZKC)は、1巻2巻同時刊行。共に巻末に七月鏡一×平井和正の対談、桑田二郎インタビュー、設定資料集有りで付加価値も高め。1巻はアンナさん、2巻はフォースさんとツンデレ分も十分ですよ(デレ要素は極少の玄人仕様)。リスト移動です。


 武内直子「とき☆めか!」(講談社なかよしKCDX)は第1巻。色々ありましたが、まぁ無事刊行された事&連載続行(予定)な事を寿ぎたいと思う管理人でした。残念ながら読み切り版「トキ☆めか!」は収録されていないのですが、そのキャラデザがよもや旦那さんだとは…という感じでオマケページは充実。今後の展開を暗示する予告カットも期待を持たせますよ。


 古賀亮一「新ゲノム」(コアマガジンメガストアコミックス)第1巻は、版元が変わっての新シリーズ。新しい、のか…?巻末の「忠犬ゲノム」に、タイトルで暗示されているようにディディさんをはじめ「忠犬ディディ」のロボットの皆さんがゲスト出演、パクマンと熾烈なロボ漫才を演じております。と言う訳で新規、一般区分でリスト入り。


 掲示板で情報を頂いて、天原ふおん「ハッピーラッキーマイスター」(「キミはボクらの太陽だ」白泉社花とゆめコミックス収録)をチェック。


 『宇宙人の少年使節、ナナトが地球やって来た。だがその際の事故で、主人公の少女、仁科茗子は家を失う。当面ナナトの宇宙船に軒を借りる事になった茗子は、文化的なギャップに悩まされつつも、次第に彼を意識し始める。だが、ナナトを狙う別の勢力が魔の手を延ばして来て…』


 で、このナナトに仕えているのが、メイドロボのリリィさん。幼い外見に似合わず、クールで有能、ギミック満載と中々美味しいキャラになっております。リスト入り。
 情報提供、ありがとうございました!


 たつねこ「そにょもにょ」(一迅社ゼロサムコミックス)は第1巻。いやちゃんと出て良かった良かった。


 現在、本誌では休載中の外薗昌也「わたしはあい」(講談社モーニングKC)は第2巻。表紙も裏表紙も中身も理子と亜衣さんの百合百合。メカバレも満載でお腹いっぱいですよ。はやくセラピーから帰って来て続き描いて下さい。



他、芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」(講談社アフタヌーンKC)13巻、赤松健「魔法先生ネギま!」(講談社マガジンKC)は11巻。茶々丸さんの出番はリングアナ役で少々。役回りとしてはアデランス中野。松沢まり「ひなどりGirl」(メディアワークスDC)は完結となる第3巻。大団円ですな。新条るる「LOVE ME DO」(芳文社KRコミックス)は第2巻。書き下ろしカラーでモンちゃんさんの全裸姿が!でも何だか嬉しくないのは何故!?完結となる高尾右京「To Heart Remember My Memories」(メディアワークスDC)第3巻。星野小麦(原作;永井豪)「キューティーハニーSEED」(秋田書店YC)第2巻。新名明彦(原作;永井豪)「マジンガーエンジェル」(講談社マガジンZKC)も第2巻。



小説。

「S-Fマガジン」10月号、ジェイムス・パトリック・ケリー「ベルナルド・ハウス」は読み切り短編小説。


 『邸宅内の全てを制御する人工知能、「家」。彼女は対人コミュニケーション端末として美しい女性型アンドロイドの姿も持っていた。しかし、奉仕すべき主人は既に一年に亘る不在を続けていた。空虚な寂しさに耐える「家」だったが、ある日自分に侵入した家出少女フライと出会う事によって、自らの新たな存在意義を探し出す事になる…』


 「家」そのものが意識を持ったロボット、というネタは古くからあるんですが、テンポラリーな題材と組み合わせ「女性人格ロボットの創造主からの解放と独立」を描く作品になっていて、「バーチャル・ガール」以降の潮流として確かに存在するフェミニズム論的ロボ娘ストーリーの系譜に属しそうですね。まぁアレですよ、何はさておきフライ×家の百合カプ萌えですよ。リスト入りですよ。



「ザ・スニーカー」10月号、仁木健「Add 機械たちのロマンス」は同名シリーズの読み切り短編。タイトルどおり、無機人と人間の恋愛を巡る騒動を描くストーリーなのですが、残念ながら無機人が男性。当ページ的には、短いながらもミナさんの出番が救いです。


 佐藤ケイ「天国に涙はいらない メイドの途の一里塚」(メディアワークス電撃文庫)はシリーズ11作目。今作に登場のドリルメイドのお蘭さんは、残念ながら魔法人形に分類されそうなので対象外ですが、なかなか好みのキャラ造形。いいよね、ドリルメイド。


 榊一郎「君のいた昨日、僕の見る明日3」(富士見ファンタジア文庫)。ネレイドさん出番少ない…でもスケッチするシーンとか、ツボは外してない感じ。



 雑誌。

 新創刊の「コミックキラリティ」vol.1は、MegamiMagazine系列のコミック誌。栗原一実「きらめき☆プロジェクト」は同名アニメのコミカライズで、やはりリンクルさんを対象にリスト入りです。基本設定はそのままに日常話が中心になりそうですね。こっちの路線はアニメでも観たいところですが…ヒナユキウサ(原作:風華。)「時計仕掛けノ猫」は、同名同人ソフトが原作の短編。オリジナルではもうちょっと不思議力で動いている印象があったんですが、コミック版では純然たる機械仕掛けっぽいですね、…一応独立した作品としてリストに入れておきます。


 亜桜まる「090〜えこといっしょ〜」「週刊少年マガジン」vol.38から新連載のショートコメディ。

『壊れた携帯電話を拾った主人公。修理に出したソレが戻ってくると、なぜか女の子の姿になっていて…』

みたいなお話ですが、まぁどう本人(機)が否定しようとロボットですわな(笑)。リスト入りです。101万馬力て…過剰だ…でもそこが素敵に無敵。予告カットなどに見られる、アナログダイヤル風髪飾りは結局本編ではオミットされてアンテナ基部っぽいパーツに変更されてますな。…描くのモノ凄く大変そうだもんなぁ、アレ。



「コミックBLADE」10月号。瀬都ナルミ「Ares」は新連載。


 『未来、辺境の植民星。師の訃報を携え、知人を訪れた主人公は、失われた技術を巡る争いに巻き込まれてしまう。そんなさなか、彼はフレーム状態のアンドロイドを見つけるが、それこそがこの争乱の種、そして恩師の死に繋がる禁忌の存在だったのだ。敵に囲まれ絶体絶命の主人公を救ったのは、起動したそのアンドロイドだった…』


 で、このアンドロイドがタイトルロールのアレスさんです。フレーム剥き出しの状態から女性の姿に徐々に変形して行くのはなかなかのビジュアルショックかも。フレームの状態がリアルな人骨っぽいんですが、ハードウェア的には問題なく機械のようです。気になる伏線も無くはないのですが、ま差し当たりリスト入りって事で。今後の展開にも期待が持てそうな一作です。



 松山せいじ「人造メイドたまご」は、「週刊少年チャンピオン」35号掲載の読み切り短編。ちと旧聞に属してしまいますが。


 『頭は良いが冴えない少年、うずらの元に一人のメイド姿の少女がやってくる。たまご、と名乗るその少女は、少年が将来、革新的なエネルギー技術を発明する事、その技術を邪魔に思う旧勢力が彼の命を狙っている事、そしてたまご自身がその技術によって造られ、彼を守る為に未来から送り込まれた「人造メイド」であると語る。混乱するうずら。だが、そこに刺客の原子力メイド、プルトニゥム・リカが現れ…』


 まぁ、アレなわけですが、どこをどう切っても松山せいじのマンガなのは凄いですね(笑)。一応、メカの類いなのではないかと思われる描写があるので、リスト入り認定はできそうです。 


「コミックハイ!」8月号。流星ひかる「それはロボット」 で、例の丸頭ロボットが一応人間のスタイルに…。一応、これを以ってリスト入りと言う事で。この一連のシークエンスは、作者が成人向けアンソロジーに描き下ろした「ROBOT」のものを流用している感じですね。これは今後も楽しみ…と思ったら9月号を最後に暫く休載ですか…再開を待ちたいと思います。


 清水栄一×下口智裕 「天然美少女メカ ロボ子ちゃん!」第4話は「週刊プレイボーイ」9/6(no.36)に掲載。お!ロボット学校ネタ始動か!?という事で新キャラのロビーヌさん登場。ロビンちゃんの系譜にありながら今回はライバル役ってのが実に宜しいですよ。こうなれば、後は事あるごとにバラバラになるロボパー子さんを一刻も早く!きっとすてきなプロフィールですよ!←パー子違い



「ヤングアニマル」vol.15(もう売ってません)、読み切り短編コメディの萩尾ノブト(原作:原田重光)「ユリア100式」は、審議対象タイトル。

 
 『汎用人型ダッチワイフとして造られたユリア100式は、製作者の所有物になる事を拒否し、市井へと逃げ出す。危ないところを主人公・久保に救われたユリアは、差し当たり彼の家に厄介になる事にする。が、ダッチワイフとしての本能が次々と彼女を苛ますのだった…』


 問題はロボット、アンドロイドの類であると確定する台詞、説明、描写が殆ど無く、どうやら人造物である、という以上の事が不明な点に尽きるのですが…冒頭で目覚めるシーンも機械工学的なラボというより普通の病室っぽいし、頭打って気絶したり、興奮して鼻血(?)吹いたりと、どうもメカとしては描かれて無い気がします。続編があればはっきりするかもしれませんが、当面は保留と言う事で。



「月刊少年シリウス」9月、10月号、光永康則「怪物王女」#2,#3。幼女型人造人間のフランドルさんですが、#2のカメラアイとサーモセンサー、#3の王女の「機能停止させてやる」と、やはり機械寄りな印象がありますねぇ。フランケンシュタインズモンスターもその時代、土地柄にあった造られ方に変わって行くとすれば、現代日本に於いてはロボットに近い存在であって何の不思議がありましょうか!と力説はしたものの、まだ保留で。

「月刊少年ジャンプ」9月号、中山敦支(原作:村上ひでお)「アストラルエンジン」第2話。ロランドさんの想像を超える領域の萌えキャラぶりに絶句。意外とちゃんとロボットだし。いやこれは期待して宜しいんですな!?

「ヤングアニマル嵐」vol.4、西川魯介「野蛮の園」はとうとう最終回。時は流れた!で10年後もロボトミー・フェブラリーさんやブレッヒさんたちは健在なようで重畳。単行本最終第3巻は今週発売予定、と。

「コンプティーク」9月号、たなか友基(シナリオ:種子島貴)「機神咆哮デモンベイン」は第17話。九郎たちの絶体絶命の危機に颯爽と現れるフルアーマーエルザさん(とその他。西とか)。む、鮮やかな復活劇ですな!でも実際の活躍は次号に持ち越し。また首チョンパ希望(それ活躍か?)。あと少し気になっている「D.C.II」の記事も。前作の53年後が舞台の新作で、ヒロインの一人、天枷美夏のプロフィールが「誕生日が不明」「好きなもの:電化製品」…んー、どうなんでしょうな。全くない話でも無いと思うんですが…発売は2006年予定。

「ファンタジアバトルロイヤル」2005年夏号、納都花丸「てりぶるマシンツインズ」は最終回。大団円ですな。単行本は10月、1、2巻同時発刊予定。

「ウルトラジャンプ」9月号、グラビアページにMAGI氏の人形関節美少女一杯。誰なんだMAGI。他に七瀬葵「ぷちモン」も。 

「サンデーGX」9月号、CLAMP「こばと(仮)」。この世界の管理人さんやエルダさんやフレイヤさんはこんな感じなのね。やっぱ人間なの?つまんない〜。

「チャンピオンRED」10月号、もりしげ「こいこい7」。単行本6巻は9/20予定、と。 

「Ohスーパージャンプ」9月号。夢枕獏+野口賢「KUROZUKA〜黒塚〜」は単行本を受けての続き…なんですが…舞さん何処…?ひょっとしてもう出番なし…?

「まんがタイムきらら」9月号、新条るる「LOVE ME DO」、縦ロールロボ娘さんひょっとしてセミレギュラー入り?

「まんがタイムきららMAX」10月号、白雪しおん「にこプリトランス」。ザンクロー「無敵せんせい」、9月号によるとハル先生は申告どおりサイボーグみたいですな。ちと残念。いや残念ちゅうかそれで普通なんだけど。里美いちたか「メイド刑事」は10月号には掲載なし。9月号ではリニアさん大活躍の巻だったんですが…

「まんがタイムきららCarat」vol.15、蒼馬みずき「鋼鉄彼女」。夏だ水着だ海水浴だ、と言う事で大サービス編。首外し×2、ロケットパンチ×1を惜し気も無く披露ですよ!そこかよ!

「マガジンZ」10月号、鷹氏隆之(原作:七月鏡一)「エイトマン・インフィニティ」はアンナさん主役話。の割に嬉しくないなぁ(笑)。

「コミックZEROSUM」10月号。馬場敦士「ゼノサーガ エピソードI」は、『痛みは私を満たしてくれますか』→腹ビームの名場面あり。腹ビームって言うな。たつねこ「そにょもにょ」、グフさんの隠された機能が…!光学迷彩にはそんな使い方も。

「電撃コミックガオ!」10月号。三ヶ日未完「Hyper Sonic Witch」は…次回最終回、ですとぅ!?やっとキャラが揃って基本設定が語られ終わったと思ったら…残念至極。「Dears」も終わるみたいだし、大幅な誌面刷新があるんですね。しかげなぎ「ネジマキ」は、プチメインテナンス場面あり。…その何かのHDDっぽいロゴは…。

「マジキュー」vol.18、風上旬「5階美少女家電売り場でございます」は、萌型MP3プレイヤーあいちゃん。i-TuneとAACに対応してれば買います。


「少年エース」10月号。「成恵の世界」はこれで4か月休載中。次号予告にも名前が無い…心配だ…
「モーニング」、39号(8/25発売号)から再開するはずの「わたしはあい」ですがまだ休載中。来週号の予告にも名前が無い…心配だ…

他、「ビジネスジャンプ」18号、たけやまたけを「桜二号」。「電撃HOBBY MAGAZINE」10月号、大嶋優木「15Go!Go!」。「ビッグコミックオリジナル」8/20号、浦沢直樹「PLUTO」。「ヤングチャンピオン」vol.18、星野小麦(原作:永井豪)「キューティーハニーSEED」 はちょっと気になる展開が。ハニーはさておき、少なくとも他のQTシリーズはメカではある事が判明。今後の展開に要注視。「コミックビーム」9月号、中島あつき「ドデカボルケ」は最終回。乞単行本化。「ホビージャパン」10月号、羽音たらく「むげん天国」はまたしてもロボ娘ネタの「ゲーム天国」。…ジャレコ?それはそうとこういうゲームが遊びたいんですよ!何とかなりませんかゲーム業界!


 書き忘れ&微妙なの2題。
 「コミックZEROSUM」8月号、神月れお「ゆるりら」は、ロボットがコンパニオンをつとめる遊園地が舞台の読み切り短編。
 ヒロイン(?)のアネモネさんは人魚型ロボットで、外見からリスト対象外になってしまうんですが、端役に若干女性型ロボットが存在しますので、そちらを対象に一応登録できそうです。それにしても純真な少年の心を弄ぶアネモネさん…恐ろしいロボ…


 「コミックBIRZ」連載中の高雄右京「天然家族みにっつめいど」に8月号(9話)から登場している、パンダのぬいぐるみ型ロボット、シューミィーさんには「中の人」がいる模様。サイズ的にリスト対象外ですが、ちょっと気になるキャラクターですよ。




アダルト。

ゲーム。

WIN用アダルトソフト、「ぎゃくたま2」(ディスカバリー)をプレイ。


 『富豪の子息である主人公。何不自由無く生きて来た彼に、ある日突然試練が訪れる。親が破産し、あと僅かな期間で全ての資産が差し押さえられてしまうというのだ。彼はこの危機を脱するため、資産家の娘を捕まえ逆玉の輿に乗る事を思い付く。幸い、通っている学園には名家、資産家の子女も多く在学しており、ターゲットに不足は無い。主人公の戦いが始まる…』


 …という設定でありながら、なぜか試作アンドロイドの八重垣かすみさんが攻略キャラとして登場。無論お金持ちとかでは無く、かすみさんルートは「金持ち女よりもお家の復興よりもロボ娘との純愛に生きる」という天晴れな展開が待っています。む、男子の本懐。また、ロボット、人工知能テーマとしても中々独自の掘り下げがなされており、あまり期待していなかった事も有りますが、それでもこれは結構な伏兵では無かろうか、と思います。但しハードウェア的なロボ描写は殆ど無いので、そこら辺は期待しないが吉かもですが。リスト入り。




コミックス。
 あかざわRED「迷いメイドはいかがですか? 」は、「りとらば」(晋遊社)に収録されてます。リスト移動。ごく僅かにメカバレあり。


 
 けんたろう「R指定」は「夜京徘徊」(司書房ツカサコミックス)収録の短編です。犯罪を犯したロボットを解析する捜査官と、初期化されてしまう運命の殺人犯ロボット、クレアの物語。リスト移動です。 


 

 もう10年近く前の作品なので発掘作品に近いのですが、MG(マシンガン)ジョー「南極ナナエもん」シリーズ収録の「マシンガンレディ」(司書房)を入手。単行本化されていた事も、第3話が存在していた事も初めて知りましたよ。内容は、未来から来た猫型ロボットが(略)。リスト移動です。


雑誌。
 八的暁「愛はさだめ、さだめは…」はアンソロジー「ANGEL HALO vol.2」(茜新社テンマコミックス)収録の短編。何と宇宙SFです。タイトルもティプトリーですな。
 読み進むと、これが氏のシュミラークルシリーズの一編である事が判明。クリスさん、トリスさん、ルースさんを対象キャラに、リスト入りです。


「コミックMOOG(ムーグ)」9月号。当ページ初登場ですな。なんでそんなシンセっぽい名前なのかは不明。K/DASH「Looking for」は読み切り短編。『未来、アンドロイドが普及している現状に違和感を感じている主人公。だが彼が恋に落ちた女の子、シルフィの正体は…』まぁ何事も試してからと言う事ですな(笑)。加古川太郎「Medley」は、当の本人が言っているように男の子か女の子かが微妙…とはいえ基本的なジェンダーは女性型な様で、取りあえずオッケーでは無いか、と。2本揃ってリスト入りです。


「コミック快楽天BEAST」vol.3、土井坂崎「超ニセもん」。未来から来た猫型ロ(略)ですが、ネタの割にFよりAリスペクト気味なギャグがちょっと面白いです。超ニセもんさんを対象キャラにリスト入り。それにしても、これはたまたま辿り着いたからいいようなものの、テープで小口止めされてる雑誌の情報収集は辛いなぁ。既にかなり逃してるんだろうなぁー。


「コミックキャンドール」10月号、井荻寿一「メイドロイド雪之丞」。サリーさん弄られ話。…「娘チップ」が使用されているかどうか聴診で判断て…こー、あるでしょもっと適切な方法が!開いたり外したりが!空気読め菊丸。



アニメ。
 OVA「もけもけ大正電動娘ARISA」(GREEN BUNNY)第2巻を購入、視聴。前作では皆無だったアリサさんのロボっぽい描写がそこそこあったり、ラストがハッピーエンドに改変されていたり、と見どころはあった感じです。あの巨大なミサイルポッドが体内から出現するという描写は、アニメで見るとインパクトありますな。作画的にも大きく崩れたりはしてないし、まぁ宜しかったのではないかと。



DVD。
「萌えコス〜通販アンドロイド〜 江口美貴」(タカラ映像)は、通販でアンドロイド買ってアレやソレ、なアレ。リモコンで人格が変わる、というのがメインのギミックですが、それを含め、まぁ、ロボ物AVとしてはごくアベレージな感じ。リスト入りです。
 


「MY ROBOT」(ジェイモデル)は、少年の頃観たアニメのアンドロイド少女に憧れを抱いたまま科学者になった青年が、それそのままに実際のロボットとして完成させたチヒロと、その2号機アズサ、2体のロボットを巡るお話。あー、ただ従順なだけのチヒロを避けるようになって、女王様気質のアズサに走る気持ちは判らんでもないですよ(笑)?ロボ描写そのものは平均的な感じ。リスト入りです。


後「僕、専用。Z-07 HOTARU」(ゴーゴーズ)とか。全巻買うのは諦めつつある「僕専用」は、しかしロボ濃度が下がる一方ですな…



 むう、ここいらが限界ですな。コミケネタは今回はパスして、次回更新以降機会を見てと言う事で。明らかに取りこぼしてしまったネタも幾つか…次は頑張ります。


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