2005年03月の巻頭日記

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 いやー仕事が休暇に入ってたんでのんびりしてたらすっかり更新もさぼっちゃいましたな。
 で短かった休暇も終了。自転車を新調したり(乗り続けてたプジョーがMTB撤退しちゃったのでルイガノに)、その馴らしに美術館博物館巡りをしたり、とキャラに無い健康的な生活を送っていた訳ですが、今は硝煙と瓦礫に充ちた戦場でお仕事ですよ。なんだその職場。皆様如何お過ごしでしょうか?管理人です。



 さて六本木ヒルズの森美術館で開催されていた「アーキラボ 建築・都市・アートの新たな実験展」「都市の模型展」 に行った後、階下のヴァージンシネマ六本木で「ステップフォード・ワイフ」を鑑賞。後で知ったのですがビルのゴミ箱に嬰児が捨てられてた事件のあった正にその日で(笑)、そりゃイニGの中の人も出て行きたくなるよなぁー。

 で、当ページ的にはどうかと言うと、本国試写会ver.にはあったロボなギミックのシーンがほとんど全部バッサリ切られているのには驚愕そして落胆を禁じ得ない管理人でした。空前絶後のバッサリ感ですよ。話には聞いていたのですが…。辛うじて残っているのはダンス大会で暴走して火花を散らすお姉さんと、キャッシュディスペンサー機能の描写位ですか。ラストも変更が加えられていて「ステップフォード・ハズバンド」要素も無くなってるんですな…まそれはどうでもいいですが。観客のウケが悪かったのでカットされてしまった、との事ですが、せめてDVDの映像特典とかには収録して欲しいものですな。

 という訳でリスト対象外…は織り込み済みとは云え、ガッカリ感を拭い切れない一作になってしまいました。あ、本編はまぁまぁ面白かったです。この際あまり救いになりませんが。



 「ちょっと気になっているのだが確認するところまではなかなか進まない」懸案事項というのは常に幾つか抱えているのですが、『「スパイキッズ3 ゲームオーバー」の「シリーズのキャラクター総登場」という煽り文句に「1」の少年少女型ロボット軍団は含まれるのか?』という疑問もその一つでした。と言う訳で暇に任せてDVDをレンタル視聴。…あ、出てますね…ホントに顔出し程度ですが問題ないでしょう、と言うことでリスト入りです。



 映画話続き。
 岡本喜八監督死去、という事で各紙訃報記事が掲載されていたんですが、遺稿となった脚本のタイトルが「アンドロイド」、ですと…?気になる気になる気になる。まさにキューブリックの「A.I.」、なんでしょうか。誰かが映画化してくれると嬉しいのですが、差し当たり脚本のさわりだけでもどっかに掲載されないかなぁ…
 個人的にはCSで観て衝撃を受けた「殺人狂時代」、そして「ブルークリスマス」と、生涯級トラウマムービーの監督として忘れ得ません。(単に岸田森と天本英世の所為かも)


 続けざまに那須博之監督、脚本家の杉村升氏と訃報が続いた訳ですが、とりわけ杉村氏は「ダイレンジャー」「ZO」と各シリーズでベスト級に好きな作品のメインライターだっただけにショックでした…。当ページ的には「ソルブレイン」#21〜#23のメサイアとか「オーレンジャー」のマルチーワ周辺とかが領域でしょうか。ご冥福をお祈りします。



 CS話。
AXNで「アンドロメダ」#88「新たなる道 Part2」視聴。シーズン4最終回と言う事でまた随分派手なカタストロフですなぁ…よもやロミィさんが爆砕してしまうとは。シーズン5での設定変更はこの流れを汲んで、という事になるんでしょうが、果たしてこの因果律はどう閉じるのやら。日本でのシーズン5の開始は秋から…ですか。長いなぁ。


 休暇中は付けっぱなしの事が多かった日本映画専門チャンネル(「世界大戦争」3回観た…)、4月のラインナップに何と「刑事まつり」「帰ってきた刑事まつり」が!
 そう、瀬々敬久監督「姦☆刑事 セクサロイドコップ」もオンエアされるって事で、や、やっと観れまするよ…。現在まで一部作品を除いて全然ソフト化もされていないだけにこれは好企画ですな。「姦☆刑事」収録の「帰ってきた〜」初回放送は4/30。


 アニメ版「こいこい7」はキッズステーションにも来るとかで、これでTVKのノイズだらけの画面で我慢する事は無さそう。でもオンエアが最速の局と比べて2週間近く遅いと言うのはちと痛いなぁ…。ただそれより心配なのは設定がよりマイルドに改変されているらしい、という説で、確かに現状ではアニメの紹介記事に「こいこい7」のメンバーが改造人間だ、という説明は無いんですよね…そういえば無印花右京もマリエルが遺伝子改造人間だ、という設定が語られませなんだな。
 ま、ガンタイちゃんがアンドロイドであるという最重要ポイントだけ外さなければ他は我慢しますのでそこんとこヨロシク!



 ゲーム話。

 GBA「スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーション2」(バンプレスト)クリア。や、久しぶりに手応えのあるスパロボでちと嬉しかったです。でも2週目以降選択可のハードモードは本当にハード過ぎ。武器改造不可て。で、ラミアさんはラストで教導隊入りする訳ですが、その設定を受けてアニメ版「オリジナルジェネレーション」にも登場するとか。というか声付きのラミアさんはこれが初登場になるんですな。楽しみなようなちと心配なような。


 「ランブルローズ」(コナミ)はまだ買ってません。懸案のレディXさんは、ファミ通のスクリーンショットで見る分には…何か微妙…。海外版が出た時分に見付けた中文サイトの説明文では改造人間っぽいような事が書かれていたので警戒しているのですが、ロケットパンチだの上半身180度回転だの、なかなかギミックはそそられますねぇ。そこら辺どうなんでしょう永字八法さん。



買ったものとか


 今週の海外作品。
 
 MARVEL COMICSの「LIVEWIRES」#1of6。


 『夢から覚めた少女、STEM CELLは、突然、超人的な力を持つスーパーヒーローチームLIVEWIRESと、謎の敵との戦いに巻き込まれる。これは夢?現実?戦いの中でLIVEWIRESのメンバーが一種のアンドロイドである事、そして自分もその一員として作られた存在であると知らされたSTEM CELL。とても信じられないでいた彼女自信の体に、ある異変が起こる…』


 Adam Warren期待の新作です。とりあえず1話は顔見せ編ということでやや大人しい展開ですが、一見人間的で明るい性格に見えるSOCIALさんが、実は恐怖も痛みも感じない戦闘マシーンだったり、STEM CELLさんが自分が人間じゃ無い事を知るシーンとかは、らしさが出てますな〜。次巻以降も期待しときたい所ですよ!こー、アンナさん並の激しいの希望。


 ユン・ジェホ「METAL HEART(メタル・ハートゥ) 」第2巻はハニル堂の通販で購入。
 今回はミンシアさんの出番は少なめ。学校の身体検査で体重計をその自重で破壊したり、電磁波の輻輳か何かで医療器具を破壊したり、は中々の萌やしっぷりですが、むしろ眼目はドジっ娘な担任の先生とかサブキャラにある感じ。いいからもっとミンシアさんを〜!…ときに、カバー下の本編パロディ4コママンガって、ミンシアさんが胸のサイズを変えられるって意味なんですかひょっとして。くっ、やるな!



コミック。
 佐藤健悦「舞-HiME」(秋田書店チャンピオンコミックス)第3巻。シアーズ編突入と言う事で、深優・グリーアさん登場。HiME戦隊と共闘か、という引きで以下次巻ですが、チャンピオン本誌ではやっぱり悪役っぽい役回りで個人的には嬉しい展開ですな(笑)。リスト移動です。
 「舞-HiMEアニメブック 1学期」(秋田書店TVアニメ名作シリーズ)は単行本サイズのアニメムック。15話(シアーズ編終了)までの内容が収録されてます。掲載されている第1話の準備稿を読むと、深優さんは当初からロボ喋り丸出しで、しかも最初から出番があるという想定がなされてたんですなー。こんな舞-HiMEも観たかったなぁ。「2学期」は4月8日発売。


 赤松健「魔法先生ネギま!」(講談社マガジンKC)9巻は、待望の茶々丸さん話(75話)収録。アニメ版オリジナルの茶々丸タンクも良かったですな。


 新名昭彦「マジンガーエンジェル」(講談社マガジンZKC)は第1巻。ガミアさんを対象キャラに、リスト移動です。


 そして永井豪関連であと2作。
 伊藤伸平「キューティーハニーa GoGo!」(角川コミックス特撮A)は第1巻。んー、あー、やはりどこをどう大目に見ても生体アンドロイドって感じの設定ですねぇ。
 星野小麦「キューティーハニーSEED」(秋田書店ヤングチャンピオンコミックス)も第1巻。こちらも2巻収録分以降の話で「生身であのパワー」云々といった台詞が出てくる辺り、やはり所謂メカ、ロボット系では無さそう。「F」以降のリメイク版ハニーはその悉くがこんな感じですなぁ…



小説。
 仁木健「Add 機械に捧げるレクイエム」(角川スニーカー文庫)はシリーズ第2作。今作も「機械の心」「ロボットの権利」といった重いテーマを縦糸に語られますが、当ページ的には頭部を破壊されたミナさんハァハァとかそんな感じで台無しに。

虚淵玄「鬼哭街 鬼目麗人」(角川スニーカー文庫)はシリーズ後編。今巻も瑞麗(ルイリー)さんをはじめガイノイドの皆さんが登場。



雑誌。
「アニメージュ」4月号。新作OVA「TANK S.W.A.T.」は、士郎正宗の「ドミニオン」を原作とするフル3DCGアニメシリーズ。スクリーンショットを観る限り、アンナさんユニさんのプーマ姉妹は警察に所属してるようで、コンフリクト編が底本でしょうかね。まだキャラのモデリングとかに少々の不安は残りますが、期待して待つ事とします。あ、監督のロマのフ比嘉って「ウルダ」の人か。付録のDVDにデモムービーが収録されている…らしいんですがまだ観てません。


 「コンプティーク」4月号、「舞-HiME 運命の系統樹」(マーベラスエンターテイメント/サーカス)続報。既に流れている新CMでは深優さんがエレメントらしき武器を構えているのが確認できるのですが、どうやら天使型のチャイルドも居る模様。…ってえー?アリッサ同様、人工HiMEって事?「人間ではないような感じを受ける」という解説を素直に受け取りたいところなんですが、いやホント頼みますよ…。たなか友基「機神咆哮デモンベイン」#13では、エルザさん大破で首チョンパー状態。萌え。えー…


 「ザ・スニーカー」4月号はニトロプラス特集。古橋秀之氏による書き下ろし新作「斬魔大聖デモンベイン 破壊の序曲」は、ドクターウエスト主役話ながら何たる事かエルザさんの出番は無し。ノー!ま時系列的にエルザさん製作以前なんで仕様がないですけど…。涼風涼「ハローワールド」は初のノベライズの先行掲載。基本的に原作ゲームをなぞる形になってます…が、紙幅の都合なのか友永遥香さんは勿論、アルファさんとかも出番なし…orz…。4/1発売の「ハローワールド 青い記憶」、5/1発売の「〜BLAZE UP」(共に角川スニーカー文庫)を待つより無さそうですな。
 文庫本発売に合わせる形で、読み切り短編の仁木健「Add 機械の息子」も掲載されてます。


 「ドラゴンマガジン」4月号、榊一郎「キミボク そして私の立つ今日」。バックナンバーを当たってみた所、ネレイドさんの出番は今年の2月号からでした。


 「コミックガム」4月号、あさりよしとお「荒野の蒸気娘」は新連載。管理人の読みどおりロボ娘モノでしたよ!しかも姉妹でネコミミで!…あう。ホント一筋縄じゃ行かないなぁ。ともあれ旅の果てに「設定上の姿」を手に入れる展開が絶対に無いとも言い切れないのではなかろうか!チェックして行く所存。


「もえよん」4月号 あどべんちゃら「妹はアンドロイド」は読み切り版の好評を受けての新連載。「やっぱり男の人はオッパイミサイルのほうが」!「新陳代謝もないくせに」!くわッ!いかん、判ってやがる!これは目が離せないなぁ。


 「ヤングアニマル嵐」vol.24、川下寛次「ぷろじぇくとモモ」。

 『研究所を脱走した謎の美少女、モモ。街で出会った家出少女ハルカと意気投合したモモだったが、その背後には追手が掛かっていた。謎の力を持つモモ、果たして彼女の正体は?』

 …んー、アオリでは「人型ロボット」と言う事になってますが、注射されたり投薬されたりゴハン食べたり痛がったりと、かーなり生っぽい雰囲気が…。一方ケーブルに接続されてるシーンがあったり「アイアンモード」は割とロボげな技だったり、とやや悩ましい所。一応、訳注付きでリストには入れる事にします。

 


 「なかよし」4月号、武内直子「とき☆めか!」は…あれ?来月から休載?ひどく中途半端な所で終わってますが。これでは単行本化もままならん感じなので、一月でも早い再開を祈っておきましょう。んー、でもこの展開は…



他、
「まんがタイムきらら」4月号は、新条るる「LOVE ME DO」。今月のモンちゃんさんはスノボマシーン。「電撃コミックガオ!」4月号、しかげなぎ「ネジマキ」、松沢まり「ひなどりGIRL」。「マガジンZ」4月号、鷹氏隆之「エイトマン・インフィニティ」、新名昭彦「マジンガーエンジェル」。「少年エース」4月号、丸川トモヒロ「成恵の世界」。「マジキュー」vol.12、風上旬「5階美少女家電売り場でございます」は萌型携帯電話あゆゆさん東條編。次号から月刊誌化の「まんがタイムきららCarat」vol.10は、蒼馬みずき「鋼鉄彼女」と、いつもの面子。ゼロサムはKOS-MOSさん出番なし&そのもにょ休載ということで不買の刑。


「アルカディア」4月号、「鋳薔薇」の紹介記事では5姉妹のイラストと解説が。…でもやっぱりまだよく判らないですな。




アダルト。

単行本。
 飛龍乱「SE-RA」は「天国にいちばん遠い家」(ワニマガジンコミックス)収録。漸くの単行本化ですな、良かった良かった。リスト移動です。


雑誌。
 「メガプラス」05/vol.18、平木直利「携帯少女」。『初めて携帯電話を買った青年。だが何故かそれは少女そっくりの形をしていて…』
 韓国まんがまつりのパーソナリティの平木さんでは無い方の平木さんの読み切り短編。「Like Life」とかと違って、あくまで少女型の機械であるのが重要なポイントですよ。と言う事でリスト入り。

 「コミックキャンドール」4月号、井荻寿一「メイドロイド雪之丞」。未来からやってきたと思しきターミ姉ちゃんな新キャラは、意外と律儀な感じ。



ゲーム3題。

 「でいじーちぇーん」()。『未来からやってきたターミネーター少女が歴史を変えるため大活躍』な一本。とりあえずされるがままに任せて(笑)、イブリーズさん通常エンディングには到達。非常に好みな基本設定と、肩の凝らない軽さで中々楽しめる小品だと思います。
 直接ロボっぽいCGは、冒頭で破壊されているA3さん位しか確認していませんが、文章表現としては割と頻出してます。だからこそ「下腕に内蔵されているナイフを取り出す」とか「体内の武器を全部展開した」イブさんとかビジュアルで観たかったなぁ…(いや、あるのかも知れないけど)。リスト入りです。



 「サムライジュピター」(MOSAIC)。『未来からやってきたネコ(ミミ)型ロボットが』な一本。…「ヒトガタ」について「人型ロボット」と定義する一方、「体は生身」という衝撃発言が…オゥ…何て事だ…。ショックのあまりそれ以降進捗していませんが、一応もうちょっと進めてみます。リスト入りの可否はそれ以降に、現状保留で。



 「SEVEN BRIDGE」(ライアーソフト)。インストールしたっきりです…なんとかプレイ時間を捻出せねば。列車の車両デザインって速水螺旋人さんなんですね。



DVD。
 「アンドロメイド 片瀬茉莉奈」(メディアバンク)。
 意外と「僕、専用。」ってフォロワーを生んでるよなぁ…宅配便で送られてきたメイドロボがアレするいつもの感じのアレ。ジャケットにはちょっとだけやる気が見えますが、むしろ本編との落差が大きくなるだけ逆効果のような気がしないでもないというか(笑)。




 さて土曜日は「韓国まんがまつり11」@新宿ロフトプラスワンへ。
 今回はまた韓国と世界の面白映像満載のスタイルで基本に立ち返った感じに。

 で、当ページ的な該当作というと、フィリピンのスーパーヒロイン物「VOLTA」が実はそうでした。
 
 『少女時代に落雷に打たれて以来、帯電体質になってしまった主人公。中年に差し掛かった今もその体質を疎ましく思っていたが、ひょんな事から天啓を受け、それが人々を救う為の力である事を知る。かくしてスーパーヒロイン「VOLTA」となった主人公だったが、なにしろ慣れない事でドタバタの連続に…』

 という、コメディ風味のヒロイン物です。老け専の方々には堪らないものがあるのではなかろうかと!(えー)。管理人も昨年、新宿ビデオマーケットでDVDを買って一回観たっきり御紹介するのも忘れて放置プレイ中だったのですが、悪役美女CELPHORAの手下の偵察用子供型アンドロイド、9V(ナインボルツ)さんが一応の該当キャラです。一応、というのは設定上ロボットである、とされているだけで特にソレっぽいシーンが無いばかりでなく、最終決戦でVOLTAの電撃で何故か(豚の、っぽい)丸焼きになってしまうという謎な最期を遂げたりしてしまうから。  
 折角の幼女型ロボなんて美味しい設定なんだからもっとこう、何とかしようがあると思うんですがどうでしょうフィリピンの人々。



 今回更新はそんな感じで。幾つか発掘した作品があったり、コミティアでロボ娘本買い漁ったりしたんですが、これは次回以降に。


 3/31




 と、いうわけで新任部署は既にプロジェクトが佳境に入っており、いきなり忙しい日々に放り込まれて困惑している管理人です。
 んー、ここ数年は立ち上げ時期からプロジェクトに関わる事が続いていたんで結構このテンション差は辛いっちゅうか…ま、馴れなんですけどもね。仕事そのものは望んで取ったものだし、実際かなり楽しいんで文句を言っては罰が当たりそうですが。
 何を言いたいのかと言うと、まぁ更新とか掲示板の書き込みとかメールのお返事とかが停滞気味なのはそんな事情なのでご寛恕されたし、という事をですね……スミマセン。
 



 映画話。
 乙一の短編集をオムニバス方式で映画化した「ZOO」を観に、池袋へ。うち一本、唯一の3DCGアニメ作品「陽だまりの詩(シ)」が該当作でした。
 脚本、コンテ、キャラクターデザインの3役を漫画家の古屋兎丸氏が担当しています。少し意外な人選に思われる向きもあるかも知れませんが、氏は以前、同人誌「赤い牙」で壊れロボ娘イラストを連作でものしており、実は個人的に密かに期待しておりました。
 で結論から言うとその期待は報われたというか、リリカルな原作の持ち味を殺す事無く、満足のいく映像化がなされたのでは無いかと思います。「起動直後のいかにもロボな挙動with動作音」とか「結構派手めの壊れシーンwithマシンボイス」など、ロボ的にも実にこー、激しくそそられるシーンがあって印象深い一作です。
 単館系の公開ですが、YAHOO!で会員向けに動画配信もしているようですので、条件が合って且つ興味のある向きはどうぞ。
 

 あ、他のタイトルはやや出来に凸凹があるかも…概ね楽しめましたが。


 
ゲーム話。


 早売り「ファミ通」購入。え!「グランディアIII」って発売スクエニなの!?し、知らなかった…。うむ、なんだかいろいろ複雑な心境ですよ(笑)。「II」ではティオさんという名ロボ娘さんを輩出しているシリーズですが、今作ではどうなんでしょうね?

 工画堂スタジオの「羅刹」「羅刹・斬」がPS2用「羅刹オルタネイティヴ」として今夏発売予定、とか。製作が日本一ソフトウェアという事もあるのか、あの特徴的だったグラフィックはアニメ絵っぽくアレンジされてますな。…んー、スクリーンショットを見る限り、アンドロイド種族っぽいのが見当たらないのがちと不安と言えば不安なんですが…ま、これは続報待ちしかなさそうですね。あと周辺タイトルではシリーズ第3弾「My Merry May with be」(キッド)の第1報も。



 先週号ではPS2「ファンタシースター ユニバース」(セガ)の詳細第1報も。今作にも一応アンドロイド種族はいるようですが、スクリーンショットに登場していたキャラは外骨格系でしたね。これも続報待ちですなー。あと「1時間目」も積みゲーのまま「魔法先生ネギま! 2時間目」(コナミ)の詳報も…え、GBA版も出るの?…茶々丸さんがメインヒロインじゃないならパスかなぁ。


アルカディア5月号。「鋳薔薇」続報掲載ながらやはりローズ姉妹の正体は不明。ゲーム本編の発売を待つしか無いんですかねぇ。各面のサブタイトルはちょっとソレっぽくはあるような気がしないでもないんですが…


 永字八法さんからレディXさんの情報を頂いて、「ランブルローズ」(コナミ)を購入。…まだ遊んでません…。ファミ通の攻略本にもあまりはっきりした正体は書かれていなかったのでこれは実物に当たって判断するしかないんですが。今週末こそ何とか。


 オペレーター3人娘もサブプレイヤーとして選択できると聞いて、「ロックマンX8」(カプコン)も購入。…まだ遊んでません…。なかなか評判も宜しいようで何とか遊ぶ時間を捻出したい所なんですが。今週末こそ何とか。




舞-HiME話。


 アニメ本編、第25話で復活を果たした深優さんですが、いや正直期待以上の活躍ぶりに大満足ですよ!ガンナーモードに始まってローラーダッシュにふとももミサイル、ドリルとチェーンソー(未使用)って貴女…ああもう、素敵。あとは最終回にちゃんと出番があるかどうかですな。あ、一応話の結末も気にはしてみます。


 「舞-HiME 風華学園アイドルブック」(一迅社)を購入。遥vs深優の裏表紙も良いですが、やはり水着グラビアの深優さんが素晴らしいですな!ビキニのお尻に「生活防水」!…まぁ確かに生活防水で湖の底に沈んだらフルメンテナンスが必要になるかもですねえ。初期のイメージイラストには「海に入りたくないといじける深優さん」とかもあって、あれだけオーバーテクノロジーなロボの癖に実は水が弱点というのは当初からあった設定なんですね。む、また一つ萌えポイントが!

 

 同じく一迅社の「舞-HiMEコミックアンソロジー」も購入。うお!才田雅孝が深優アリッサネタを!理不尽カワイさ炸裂ですよ!


 萌え系4コママンガ誌「コミックMegami Magazine」vol.2を購入。本誌の流れを汲んでか巻頭特集は舞HiMEで、ショートコミック集も載っています。があろう事かあるまいか深優さんの出番は全く無し。一体それはどう言う事かね君。1号に載っていた緋ノ丘終次 「突撃!アンドロボ 」も掲載されてないし、散々ですよ。ちぇ。



今週のインディーズ。

ガイノイド SAD STORY FILE:1 機械天使たちの微笑み」(ウエストパワー/ケンメディア)をジャングル通販で購入、視聴。


 『近未来。増大する一方のロボット、アンドロイド犯罪に対応するため設立されたS.A.D(Search and Destroy)は、より凶悪な犯罪に対応するため、最新型の女性型アンドロイド、ガイノイド「MIKA」「ERU」の導入を決定した』


 インディーズ離れした完成度に驚かされました。メインテナンスや壊れといったロボ萌えにも抜かり無く、や、これは良いものですな!ダミーとはいえ全裸で胸パーツ外しとかあるし!でもディテールが遠慮しすぎですよ!(笑/いや18禁になっちゃうし…)。
 ソフトには何故か次回予告が収録されてないのですが、スチルやプロモ映像から推察するに後編となる「FILE:2 朽ち果てた機械天使」も相当期待出来そうですよ?個人的には大変に気になっている悪役側のERUさんと同型のガイノイドさんの活躍を楽しみに待つ事にします。



今週の発掘作品。

 志賀公恵「ビーナスへの道」は、1973年52号から1974年9号まで「マーガレット」に連載されたSF少女漫画。


 『アラスカ旅行で遭難し、婚約者を失った日本人青年サブロー。自身も瀕死の重傷を負うが、そこに居を構える奇妙な父娘に一命を救われる。ビーナスと名乗るその娘と心を通わせるサブローだったが、彼女には大きな秘密があった。「父」は遥か古代、栄華を極めた金星文明の生き残りであり、ビーナスは彼が造ったアンドロイドだというのだ…!だが、尚秘められた彼女が造られた真の目的は、実に恐ろしく悲しいものだった…』


 「ベルサイユのばら」終了直後、「エースをねらえ!」連載中という脂の乗り切った時期の作品です。少女マンガらしい恋する二人の擦れ違い劇を縦軸に、異星の古代文明、不死人、ロボットといった道具立てに、後半は何と終末テーマ(五島勉の「ノストラダムスの大予言」が丁度1973年ですな)と、実に取り留めなく賑やかな一作になってます。しかし丁度1冊分位の分量で終了しているにも関わらず単行本化はされていないようですね。残念。
  父が一旦ビーナスを分解するシーンで電子頭脳だけの姿になったり、自己防衛のため咄嗟に目からビームを撃ったり、冬のアラスカの極寒の中に薄着でいたり、とロボげなシーンも若干あり。リスト入りです。




 WEBコミック「コミックSEED」連載中の中臣亮「ダブルエッジ」をチェック。ヒロインの華南さんがサイボーグ、ということで周辺ジャンル作として以前から読んではいたのですが、実は内蔵されている脳幹は別の少女の物で、華南さんの人格そのものはA.I.という驚愕の真相が今号vol.31で明らかに。まぁ言わば光明寺ハカイダー状態とでも言いましょうか…。当ページの内規的にはこの設定通りならアンドロイド認定できるのですが、今後の物語の推移を見守りたい所。現状、当ページではWEBコミックはリスト化していませんが、SEEDの連載はちゃんと単行本になるのでソレ待ちになる予定です。


今週の海外作品。
 MARVEL COMICS「LIVEWIRES」#2of6を購入。結局本国の発売日から2〜3日で入荷するTHE COMIXまんがの森で買うのが一番入手が早い感じですな。


 『任務を終えたLIVEWIRESに同行する事になったSTEM CELLは、そこで自分達が何故作られたのか、何を目的に行動しているのかを知る。彼等との日常生活を通じて少しずつ打ち解けて行くSTEM CELLだったが、ある日メンバーの一人、GOTHIC LOLITAに決して無事には戻れない任務が与えられ…』


 で、内骨格に内蔵された磁石で取り付いた超大型輸送機を、空拳徒手で破壊するゴスロリさんがまた素敵なんですよ!SOCIALさんが前作からの引きで脚部メカバレも。…しかしその修復方法は一体…。ある意味メタルK並みにショッキングですよ。
 また今作にはS.H.I.E.L.D.のニック・フューリーが登場してます。今後もストーリーに絡んできそうな感じですが…まぁどんな役回りであろうと、個人的にはどうしても『「パニッシャー」(カプコンの)の2Pキャラ』なんですが(笑)。


買ったものとか。


コミック。
「こいこい7」5巻(初回限定版)(秋田書店チャンピオンコミックスRED)。今回も限定版にはドラマCDが付録に付いているのですが、ガンタイちゃん(C.V.水樹奈々)が登場ということで迷わずこちらを購入。む、思ったより普通のロリ声。黒ガンタイちゃん時の声はアニメ版までお預けということですな。


雑誌。
 コミックモーニングで連載の始まった外薗昌也 「わたしはあい」ですが、第3話を読む限り、まだ詳細は判らないもののロボ娘モノであることはほぼ間違いなさそう。瀬名秀明監修と言う時点でロボットテーマではあろうと予想はしていましたが…うむ。暫定ですがリスト入りです。現実の傾向を反映してか最近は自動車メーカー製のロボ娘さんをちらほら見受けますな。
 んー、しかし「エマージェング」の次がコレとはなかなかの振れ幅。


「電撃コミックガオ!」5月号。新連載の三ヶ日未完「Hyper Sonic Witch」、先月号の予告からは判断できなかったのですが、ロボ娘モノでした。まだちょっと判然としないところもありますが、宇宙再開発機構所属の「音速の魔女」風花さんを対象に新規リスト入りです。むっく「明るい未来計画」うっかりメイドロボG303…どこにあるんですか電撃電器。ま、これはリスト対象外ですが。他、松沢まり「ひなどりGIRL」、しかげなき「ネジマキ」。最近またロボ娘テーマが充実しつつあっていい感じですな。


「ヤングアニマル嵐」vol.25。川下寛次「ぷろじぇくとモモ」は前号に引き続きの掲載。一応これで完結のようです。今回はちゃんと「人型ロボット」という説明がありました、良かった良かった。従ってリストは確定と言う事で。


「電撃萌王」vol.13、巻中特集は、4/2発売予定の画集「flamboyant」のプロモーションを兼ねて白亜右月イラスト集。ロボ娘げなイラストも多くものしている氏ですが、オフィシャルでセリオさんなんて描いていたんですなー。さすがに格好イイです。かえすがえすもサムラ(略。「でんきじるし」は残念ながら最終回。ラストと言う事なのか、ささやかながらハッチオープン&メカバレ修理シーンのサービスカットが。む、もっと早くやってくれていれば…!(まぁどうもならんのですが)。みづきたけひと「こはるびより」は珍しくゆいさんがロボっぽい機能をお披露目。髪の毛にそんなギミックが…


「電撃大王」5月号。
 原田将太郎「なななな」はいよいよ最終回。最終第5巻は5月発売予定。高雄右京「ToHeart Remember My Memories」は、こちらも佳境に。ここまでは実に素直なTV版のコミカライズでしたが、結末はさて。


「マジキュー」vol.13。 風上旬「5階美少女家電売り場でございます」は倍増2ページ。萌型ビデオデッキHR-D250 Vちゃんと妹分のHR-B18 βちゃん登場。…βちゃんは既に生産終了ですか…


 「Megami Creators」vol.3はニトロプラス特集。各絵師さんの仕事としてのキャラ絵で幾人かのロボさんが掲載されている他、きんりきまんとう氏の書き下ろしイラストは…美少女型巨大侵略兵器?連載企画「メカニックガールズ」vol.2。今回は鶯神楽、騎劉たかひさ、Einの3氏によるメカ少女イラストです。少なくとも騎劉たかひさ氏の「フィーリエル・ガード」さんはロボットっぽいですな。


「コミックゼロサム」5月号、たつねこ「そのもにょ」。馬場敦史「ゼノサーガ」はまだKOS-MOSさん出番なし。アニメ版も似た印象があるんですが、ゲーム版のように頻繁な戦闘シーンが入って来ないと意外とストーリーに絡んでくる尺って短いんですかね?


「まんがタイムきららMAX」5月号、あかざわRED「いんぷれ」はショージョノイドのバリエッタさんメインの過去話。白雪しおん「にこプリトランス」も。


「コミックガム」5月号。あさりよしとお「荒野の蒸気娘」…頑張れば萌えられるような気がしてきましたよ。周辺ジャンルでは見田竜助「改造少女柚」が完結。


「マガジンZ」5月号、鷹氏隆之「8マン・インフィニティ」。乾一郎(脚本:黒田洋介)「武刃街-斬皇伝説」は第2部開始編にしてシリーズ完結編。…まぁいいですけど…。主人公をサポートする謎の女・靡靡敏さんは弾丸を喰らっても平気だったり、腕が銃に変形したりするんですが、幼少期があったりして正体はさっぱり不明。書きそびれていたんですが、前回4月号では
時空監察局のメンバーとして3人のメカ系女性キャラが登場しており、バラバラに壊されたり、にもかかわらず任務を継続しようとしたり、といい感じなのですが、こちらもその実体について言及は無し。…んー、でもこっちはロボットな気がしますね。とりあえずこちらを対象にリスト入りって事で如何か。ここいらが収録されている単行本第2巻(最終巻)は5月下旬発売予定。




アダルト。


単行本。
おりもとみまな「ときめき水滸伝」(フランス書院)が単行本に。えらく中途半端な所(つうかメイドロボの燕青さんが啖呵を切った所)で休載になってしまい続きが気になっていたのですが、そうですかこれで終了ですか…。まぁコレを切って始めたエイジの連載も終わった事だし、どっかで続かないかなぁ。ともあれリスト移動です。
 


雑誌。

「Megami Magazine」5月号、スクリーンショット数点と共にアニメ版「もけもけ大正電動娘アリサ」(GREEN BUNNY)の紹介記事が。よかったゲーム版が原作だ(笑)。丸っこく可愛い絵柄で、これはこれでいい感じかも。5/27発売予定、税込み7140円。
 


「コミックRIN」4月号、鷹勢優「とらぶるShooting Star」。『天体観測をしていた主人公めがけて墜落してきた人工衛星。内にはなんと、アンドロイドの少女が保守運営用に乗りこんでいた。衛星の再打ち上げを手伝う事となった主人公だったが…』…ロボ娘が乗り込んでいる事もさることながら、大気圏再突入能力があったり自力で軌道に乗れる人工衛星って…そっちの方が凄ぇ〜。脊髄と背中にハッチパネルと接続端子有り。リスト入りです。


「少女天国」5月号、星野だーつ「ホーム・エレクトロニクス」。『家電製品一揃いとセットで格安販売されていたメイドロボットを購入した主人公。だが配達された品物の中に肝心のメイドロボットがいない。仕方なく他の家電製品を動かしてみると…』家電が合体してメイドロボに!しかも合体中は家電機能が使えないと言う重大な欠点が!馬鹿だ!(褒めてます)。


アンソロ収録作で、T-K1「Linkな娘たち」(「ANGEL HALO」茜新社 収録)。地球防衛の任務に就いている「人造の少女」サクラさん他が審議対象キャラに。…んー、メカっぽいアクセサリを身に付けてたり、宇宙空間に素面で出て戦ってる辺り生物っぽくは無いんですが、如何せん情報が不足気味です。迷いましたがリスト対象外ということに。



「テックジャイアン」5月号、付録DVDに「でいじーちぇーん」TGオリジナルバージョン体験版が収録されていたのでプレイ。A3のリリスさんを主人公に、無茶なご主人様と滅茶苦茶強い敵(イブリースさん)の挟間で苦労の絶えない日々が偲ばれるミニエピソードでした。本編ではあまり目立たなかったリリスさんを補完する意味でも好企画ですね。おまけのHシーンは公式ページの体験版と同じ。



DVD。
「AI-BOT ver.2 白雪美音」(AND/プレステージ)。宅配便で送られてきたアンドロイドがアレやソレなアレ。基本的には前作と同じですが、冒頭の機能説明だけは割と気合いが入っているような…まぁ本編とのギャップが大きくなるだけな気もしますが(何かデジャヴュが…)。あ、前作もそうですが、どうやらコンセプトの一つに寝取られネタ(NTRってゆーんですか?)があるみたいですねぇ。個人的には興味ないんですが、お好きな向きは。



 さて春改編の季節ですよ。今期終了アニメは振り返ってみるに個人的に楽しめてた作品が多く、実は当たりのクールでした。ロボ娘関連作品は「舞-HiME」位でしたがこれも思い入れの強いタイトルなりましたな。…あ、「ゼノサーガ」を忘れてはいかんですな。スミマセンたかさん(誰?)。当初の懸念通り、やっぱストレートにアニメにしてもそう面白くはなんないお話でしたなー…でもKOS-MOSさんは相当良かったです。以って瞑しましょう。


 開始番組の方で当ページ的に確定しているのは「こいこい7」「攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG(地上波版)」、周辺ジャンルで「ガオガイガーFINAL(地上波版)」位ですが…。さてどうなりますか。アニメ以外だと日テレ木曜深夜枠で「オデッセイ5」が始まるというので「エタニティ」に引き続きチェックする予定。先行して始まっていたAXN版は冒頭何話かを観損ねてしまったのですが、人工知性体っぽいのが登場するとか何とか。



 …今回も大量の積み残しを出してしまいました。島田フミカネ+コナミのメカ娘フィギュアネタとかも。次回更新で何とか。本当に何とかなるのか。


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